2010年8月1日日曜日

良い人の役だって、すごく似合うんですよ

最近どうも情報が不足気味なので(笑)
1年ぐらい前からずっと書きたかったネタを…
長いわりには情報らしいものが何もありませんので、
お時間のあるときにポテチとかグリーン豆でも食べながらゆっくりどうぞ

日ごろ、細々と記事を書くためにネッパーさんの名前や出演されてた作品名で
いろいろとネット上を検索したりするわけですが、
情報以外にも個人のブログやTwitterなども検索結果で出てくるわけです
除外する検索の仕方もありますが、そこからモチベーションを頂けたりするので、
ありがたいと思うことがしょっちゅうです
今だったらヒーローズの感想だったり…
で、たまに見かけるのが
「この俳優さんが善人役をやってるのが想像できない」とか
「この人は悪役しかオファーが来ないんじゃないか」などの
この人といえば悪役!的なコメントです
いや、これ自体には何の罪も文句もないし
裏返してみればそれだけ印象深かったということでもあるし
今さら気分を悪くするようなこともないのですが…

ここのブログを読んでいただいているマニアックなネッパーファンの皆様に
これだけは見て下さいと言いたくなる作品があります
(すでに見られた方はスルーしてやって下さい)

「ケネディー家の妻(おんな)たち」 ジャッキー、エセル、ジョーン(DVD発売元のHP)
(原題はJackie, Ethel, Joan: The Women of Camelot)です
予告編はコチラ→ケネディ家の妻たち @nifty

このドラマは2001年にTV放送されたもので、ネッパーさんはこの作品で
ロバート・ケネディ役を演じられています
ケネディ大統領の弟で司法長官だった実在の人物です
いわゆる文芸作品なので敷居の高さを感じる人もいるかも知れませんが、
ケネディ家に嫁いできた妻3人が主役のストーリーなので、
予備知識はそんなに無くても見られると思います
1991年にケビン・コスナーが主演した「JFK」という映画がありますが、
あれは暗殺の裏の陰謀を描いてました
この作品はそこまで硬くなく、あくまで妻3人の視点から話が進んでいきます

でも、当時のことを少し知っていたほうが楽しめるのは確実です
ネッパーさんがロサンゼルスでの演説の後に、
ピースサインをして前髪をかきあげる仕草がありますが、
あれはその時ロバート・ケネディ本人がやったそのままの動作です
他にもマリリン・モンローが大統領の誕生日を祝うために、
マディソン・スクエア・ガーデンで歌う場面
亡くなった父(ジョン・F・ケネディ)の葬列に向かって幼い息子が敬礼をする場面など
実際にあった細かいことが再現されていたり
ロバート・ケネディ自身のスキャンダル
(兄の妻であるジャクリーンや、マリリン・モンローとの関係)
を匂わせる場面があったりします


「心が引き裂かれそうだ 限界だよ」

このセリフの意味は?

このドラマでネッパーさんと夫婦のエセル役で出演されているのが
ローレン・ホリーさん
ドラマ「NCIS〜ネイビー犯罪捜査班」や映画「ハート・オブ・ウーマン」にも出演されていて、私生活ではジム・キャリーの元奥さんでもあります



夫婦役を演じただけあって、やっぱり仲良し

2007年のMonte Carlo TV Festivalにて

エセルは気が強くて一言多い性格だけど、
結局は義姉のジャクリーンと上手くやっていきたいわけで、
気の優しい夫とちょうど良いカップルだなと思います

話が少々ズレてしまいましたが、
プリズンブレイクもヒットマンもトランスポーター3も見たし、
もっとネッパーさんが違う役をしてるのを見たい!と思われたなら
まずはこの作品をオススメします
見慣れた悪役とは対極の人物だし、
一番最初のシーンの、優しくて全く毒気の無い笑顔にはびっくりさせられるかも?(笑)
それから、ネッパーさんが以前から頼りにされている
アクセントのコーチ、Tim Monichさんもこのドラマでともに仕事をされています
特に演説するシーンは必見ですよ

この作品を見る方法なんですが
以前はAXNでまれに放送されていたみたいです
今はレンタルかDVD購入の2通り
レンタル店には、あるところにはあるみたいです(無いところもある)
宅配なら確実にあります

こんなこと書くのは非常にマズイのですが、
私も最初の頃しばらく、
ネッパーさんは演技が上手いから、クセのある役とか悪役が映えるんじゃないか?
とか考えていたこともあります
本当は演技が上手いからこそ、どんな役だってできるのにね~

この作品は私のそういう誤解をスカッと解いてくれました
ネッパーさんは本当に悪役しかフィットしないのか???
その答えを出すのは、この作品を見てからでも決して遅くはないと思いますよ

10 件のコメント:

  1. 予告編見ました。熱心なファンの人がいろんな役のネッパーさんを見たいと思うのは当然だと思いますが、やっぱりあくの強い、善人じゃないキャラの方がさまになりますね。ごめんなさい。

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  2. bancodesrtさん

    いや、予告編だけで判断しないで下さい(`д´≡`д´)
    この作品は予告編がすべてじゃないです!

    いろいろ作品を見たけれど、次にどれを見ればいいのか?
    という問いの答えを書いたつもりです
    各人の頭の中のイメージを変えようとか
    そういうつもりは全くありません

    気分を悪くされたなら、謝ります
    申し訳ありませんでした<(_ _)>

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  3. 私はケネディ家見た一人です☆
    ってかその時リアルタイムでメールした気がします♪
    正直、細かい内容は覚えてませんが(おい)、
    ネッパーさんの演技はすごく良かったですよね!!
    悪役も好きだけど、ホステージなんかもそうですが、
    善人的な役もいいですよね!!!!
    私はどんな役でもロバート・ネッパーという人間が
    大好きなんです!!

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  4. 見たい見たいとは思ってるんですが、
    スミマセン!まだ観てません。
    例の髪をかき上げるシーン、本人そっくりですね。

    ああ、でもその気持ちはよくわかりますよ。
    私はルトガー・ハウアーのファンなのですが
    彼のイメージと言えば未だに『ブレードランナー』か
    『ヒッチャー』なんですね。ハリウッドでの強烈な
    イメージしか知らない人には是非とも
    『聖なる酔っぱらいの伝説』などのヨーロッパ映画での
    静かな演技をお勧めしたくなります。
    ファン心理ってやつですかね?(笑)

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  5. リノさん

    そうそう!(・∀・)
    リアルタイムでメールいただきましたね(笑)
    私の戸棚にDVDがあるのも、あのときのメールがきっかけです

    T-bagの演技で「何?この俳優さんスゴイ!」と思って、ファンになり
    そのあと「またヤラレたー!」
    と2度目にガツンときたのがこの作品

    きっと作品自体もイイから、そう思ったのかな
    とにかくリノさんに感謝ですよ!(人´-`)

    私も“人間が好き”というレベルかな??(笑)

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  6. 玉子酒さん

    私はこのドラマを見た後に、
    ロバート・ケネディのあの演説を見たので、
    うわぁ~そっくりだ!と驚きでした(笑)

    ルトガー・ハウアーとは、これまた渋い!
    ヨーロッパ映画ではハリウッドとは全く違った面を見せてる俳優は多いですよね
    ピーター・ストーメアさんもしかり

    個々の頭の中に持ってるネッパーさんのイメージを変えようとか、
    そんな大げさなことを考えてるわけじゃない
    ただ、“そういう面もありますよ”ということを知っていただければ充分です
    あとは見た人だけが得するシステムで…( ̄ー ̄)ニヤリ

    はい、100%ファン心理ってやつですね(笑)
    お時間のあるときにぜひどうぞ ファンならきっと楽しめます

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  7. 私もこの作品好きです。

    ネッパーさんが本当に普通〜の人をやると、本当に普通〜な感じがします。ネッパーさんの真面目で品の良いところが出てて、確かにちょっとインパクトには欠けるかな〜・・・と。芸能界は目立ってなんぼだと思うので。

    善人役でも色々ありますけど、私はどう考えてもネッパーさんがスーパーマンとかバットマンみたいな役は合わないと思います。このケネディ家の役は善人でもネッパーさんにわりとフィットするものだと思いますね。なぜか説明出来ないんですけど。

    それでも彼自身を聴衆にアピール出来て、最大限生かせるのはかっこよくて頭のイイ悪役なのかな?ってのが、現時点での私の印象です。同じ悪でも力任せで馬鹿な悪役は合わないですよね・・・?

    どうでも良いですが、ネッパーさんにピアニストの役をやっていただきたいです。

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  8. aguriさん

    若いときはヒロインの相手役というのが多いですね
    ハンサムでいかにもサラッとした感じというか…

    このロバート・ケネディ役は実在の人物だけど、
    すごくネッパーさんにハマってますよね
    地にある、優しいというかソフトな印象と、
    品の良さのせいでしょうか??
    なぜか私も上手く説明できないです(笑)

    そう!優しい印象が強すぎるせいか、
    どう見てもヒーロータイプではないんですよね(笑)

    確かにプリズンより以降は、カッコよくて頭のイイ悪役が続いてますね
    それ以前にも悪役はありますが、
    頭の良さというよりも、冷酷さだったり典型的なサイコだったり…
    正直、あまり強いとは言えなかった(;´∀`)

    それに以前のネッパーさんの発言で、
    T-bag役によって強い男を演じられるのがうれしかった
    的な発言が以前あったような?
    (腕っぷしではなくて、頭のほうで)

    結局、私は何が言いたいのか…(笑)

    ピアニスト、すごくいいですねぇ~
    繊細な役はすごく上手いだろうし、ハマりそうな気がする
    細かい心の機微を表現するのはすごく得意な役者さんだと思うので
    もっとそういうのが見てみたいですよね
    ひょっとしたら、善人役でしっくりくるとすれば
    そういう役かもしれない…

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  9. 最近はまってる「ときメモGS3」の設楽先輩がピアニストだったから思いついたんです(笑)ネッパーさん、音楽家とか芸術家をやってみたら面白いんじゃないかって。

    あとウィリー・ウォンカみたいな変人もイケると思ってます。

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  10. aguriさん

    「ときメモ」ハマってますね~(笑)

    ちょっと恍惚な表情でピアノを弾いてたり、
    曲が書けなくてスランプに陥るシーンとか、想像つきますよね(笑)

    ウィリー・ウォンカ(゚д゚)!
    確かに、奇抜な役も上手そう
    かといって全身CGの役をされるのもアレですが…顔面白塗りは許す(笑)
    ある意味、T-bagもサミュエルも一風変わった役ですよね
    もっと変わった役を見てみたい!

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