2012年9月10日月曜日

インタビュー 30 -Cultについて-

やっと…できました(笑)

このインタビューはタイトル通り、Cultについてです
コミコンのときのもので、今回は動画もあります
Interview With Cult's Robert Knepper, Comic-Con Press Room (YouTube)

上のインタビュー動画を文字に起こしてくれた、ありがたいソースはこちらです
ROBERT KNEPPER - CULT (Starry Constellation Magazine)
Interview with Cult's Robert Knepper: Dealing with Fame, Researching Cult Leaders, and the Dangers of Smartphones (TV After Dark)

最近、インタビューの動画を1つペロッと埋め込んで、それで終わりにしちゃう記事が多くて悲しいです
文字に起こしてくれないと、分からない… 私にはツライところです

訳は上の2つのソースを参考にしました
久しぶりなので、誤字・脱字や変なとこがありましたらご指摘を

↓ 続きを読むをクリック!

Q. このドラマとあなたの役柄について説明していただけますか?

A.まず第一に、これはテレビへの敬意の表れなんだ。
テレビを見ている人に、カルトチックで魅力のある番組がどれだけ自分たちを幸せでクレイジーで、バカなことをさせているのか気づいてもらう、素晴らしい方法だ。

Q. あなたがこの役に引かれたのはどこですか?

A. プリズンブレイクのときに、俺の身に起こった感覚が好きなんだ。
長い間ほったらかしにされてきた自分たちが、一つの番組で世界中に名前を知ってもらえるようになった。俺はそれを続けたかった。
自分のプライバシーは大事だけど、でももし選ぶとしたら、通りを歩いてると10秒ごとに誰かが近づいてきて、「あなたのドラマを見ていて、すごく影響を受けたんですよ」と言ってもらえる。そういうことも必要なんだ。
俺はそれが続いて欲しかった。
自分にとって、Cultはその答えだ。
役柄がカリスマティックなだけじゃなく、その(カリスマティックな)人物を演じる役者も演じるわけだから。
彼(ビリー・グリム)は誰かが有名になることの、美しさやポジティブなものすべてを相手にしなきゃならない。
そして苦難の声を上げるんだ「俺には何のプライバシーもないのか!」って。

Q. 視聴者はCultに何を期待していると思いますか?

A. 想像もつかないな。
数週間ほど前に初めて(Cultを)観たんだけど、だんだんニヤっとしてきて、もし見終わったときの反応をするなら、「こんなの見たことない!」って言うかもね。
俺はテレビを観ないけど、とても今っぽくてかっこいい。
クールで刺激的で、すごく怖いんだ!かなり引きつけられると思うよ。
ストーリーはさっきも言ったとおり、見たことないものだ。
もしあったとしても、作家のセンスでそれを裏切ってくれるだろう。

Q. どういうところが怖いですか?

A. ん~怖いところ…。
グリムの「次はお前だ(You're next)」というセリフかな。
考えてみたら…iPhoneやスマフォのパワーって、いかに情報を利用するかなんだよ。単に(スマフォの)ファンと言ってるだけで。
もし俺たちが視聴者をそういうふうに思わせることができたら、クールだと思う。
知らず知らずのうちに夢から抜け出せなくなって、「どうして個人情報を盗まれるリスクを冒してまで、このドラマが好きなんだろう?あ、カルトに取り込まれようとしてるんだ!」
実際にそういうことが起こるかどうかは分からないよ、でもその可能性はあって欲しいな。

Q. この役柄のために、(過去の)カルトリーダーたちを研究されましたか?

A. いや、プリズンブレイクのときも俺は刑務所へ行かなかった。行ってもよかったんだけどね。
俺は昔、ニューヨークでビル・エスパーから想像力を使えと学んだ。
当時、授業を受け持っていたステラ・アドラーが「皆さん、スイスの湖を想像してみてください」と言った。
そうしたら、一人の女の子が手を上げて「スイスの湖なら知ってます!行ったことがあります!」と。
ステラは「その湖は忘れて、他のを想像しなさい」て言ったんだ。
俺は大勢のカルトリーダーを調べることができたし、彼らがどんな感じか、みんな想像がつくだろうけど、もっと俺は想像を広げたかった。
少しは彼らの本を読むだろうし、エピソードも耳に入ってくるだろう。
でも俺は作家たちに彼を形作ってもらいたい。
その方が作家や俺にとって、よりユニークなものにできる。
「ねぇ、見て!あそこにチャールズ・マンソンがいるよ!」って言われるようなそっくりさんよりもね。



たった5分半ほどのインタビューですが、すごく濃い話をされてますね

これは前々からほんのり思ってたことです
誤解を恐れずに言えば、ネッパーさんはね、おそらくね、キャーキャー言われたい人なんだよ
そりゃ~タイミングの悪いときもあるだろうけど、やっぱり俳優だもん
ちょっとは気づいて欲しいものなんですよ
以前にもエレベーターで叫ばれた話や、ファンが泣きながら「I love you~」って駆け寄ってくる話とかされていますが、きっとそういう反応を楽まれてるんだと思います
一番最近のTwitterのつぶやきの文面でも、それは感じます
う~ん、放っておいて欲しいときもあるけど、気づいても欲しい…
有名人ならではの葛藤ですね

いつかまた日本に来てくれたらなぁ~
私ゃいつでもキャーキャー言う準備はできてるのになぁ~(笑)


あと、ものすごいことをサラッとおっしゃってるんですが…

なんと!ステラ・アドラーの授業を直に受けていたとは!
す、すげぇ!教え子ということかよ…(((;゚Д゚))
ネッパーさんの演技がスゴイ理由がほんの少しだけ分かった気がする

ステラ・アドラーについて、ごくざっくりとした説明はコチラ
ステラ・アドラー(Wikipedia)

ウィリアム・エスパーのスクールで学ばれたという話はよく出てきますが、
ステラ・アドラーからも演技を学んでいたとか…正直ちょっと震えた
この件に関しては、さらに調べてみたいと思ってます


それから、Cultについて

ビリー・グリムの役作りについて、私は最初「おっ?ネッパーさん、今回はあまり外見を作りこまないのかな?」という印象を持ったんですよ
T-bagのときは独特の歩き方や、軽めのお歯黒に、何といってもお手々
サミュエルのときはカーニバルの衣装に、腕のコンパスタトゥーに濃い目のメイク
ではビリー・グリムはどうするのか?
きっと何か用意されてるに違いない…
既成のものを参考にすると、役がそれそのものになってしまう
だからあえて情報を入れずに、作家と自分の力で作り出そうとしているわけですね

ビリー・グリムがどういう人物なのか、とても楽しみです

2 件のコメント:

  1. どうも~!今更ながらインタビューを
    読ませて頂きました。
    これも今更ですがインタビュー30
    おめでとうございます。

    ネッパーさん、凄い方に演技指導を
    受けていたんですね!

    >おそらくね、キャーキャー言われたい人
    私もそう思えてきました。
    やっぱり無視されるのは寂しいですよね。

    返信削除
  2. 玉子酒さんっ!

    どうもありがとうございます<(_ _)>

    とうとうインタビューも30回を越してしまいました(笑)
    ペースは落ちたとはいえ、これからもネッパーさんが今考えていることや心情など、
    ぐりぐり探ってみたいと思います
    まだまだ続けまっせ~!

    そう、あんなすごい先生に指導を受けていたとは!
    ビックリですよ!
    どうやら一人の先生に師事したというより、複数の先生からいろいろ吸収されたのかな?
    なんというか…凄すぎです

    >>おそらくね、キャーキャー言われたい人
    >私もそう思えてきました。

    Twitterを見ていたら、特にそう感じます(笑)
    ファンとの距離を保ちつつ、適度に楽しまれてるようですね
    ネットだとすぐに反応が返ってくるから面白い!と感じてくれてたらいいな…

    返信削除

・ここのブログ主はコメントを与えると喜ぶ性質があります(゚∀゚)
・コメントは承認制です ブログ主が承認するまで反映されません
・そしてありがとう