2010年11月5日金曜日

インタビュー 26

今まで訳しそびれていたインタビューをここらで一つ
日本の放送(地上波の放送ペース)に合わせたりしたら、
インタビュー記事自体が古くなって、サイトから削除されてしまうかもしれないので(笑)

ヒーローズ終了後のものなのでネタバレが若干あります
ファイナルシーズンはサミュエルの意図が分からなかったり、能力の不可解さでストーリーを引っ張っている感もあるので、
(ネタバレの内容的に)ヒーローズを17話まで見られた方にオススメします

ソース:Interview extra - Robert Knepper, Heroes

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彼はプリズンブレイクのT-bagを演じたことで一番知られているかもしれません。しかしロバート・ネッパーはカーニバルの主(ヒーローズのサミュエル)として新しいファンを獲得しました。
サミュエルは最初のうちは良い人だという印象を与えるかもしれませんが、今はそれとは程遠いのが明らかです。そしてシリーズが終わりに近づき、彼は考えていた殺人を犯します…

ヒーローズの最後の撮影はいかがでしたか?

撮影しながら、 “旅に出ているロックスターって、どういうものなんだろう?”と考えていた。 次々と町を移るのはとてもエキサイティングだったけど、クタクタに疲れたよ。
元々からたくさんの問題があった上に嵐がやってきて、全員がぬかるみに足を取られるんだ。*

長年続いてきたドラマに視聴者の目を引き付けておくのは難しいものですか?

ドラマの斬新さを保ち続けるのは本当に難しいと思う。何年経っても新しさをキープしたまま [脚本を] 書き続けるのを想像してみて。でもこのドラマに俺が加わり、サミュエルという新しさが吹き込まれて、監督たちは他の役者の全く違う面を作り出せた。このドラマが良いフィーリングを取り戻せたって感謝してくれたよ。

実際のカーニバルでは撮影されたんですか?

ああ、本物のカーニバルだった。ユニバーサル・スタジオで撮影したんだ。7歳になる息子のベンを連れて行ってさ、風船にダーツを投げてたよ。
この仕事はすごいね…1分前の俺は刑務所に入ってたのに、そのあとはカーニバルにいる。コロコロ変わるから全然飽きないよ。

サミュエルが悪いヤツになっていくという [展開] はどうでしたか?

サミュエルが年を取るまで、すべてを知らなかったというのがいいね。誰しも子供から成長していく過程で思う、 “自分は何か違う。養子にもらわれたんだろうか?玄関の前に捨てられてたんだろうか?” という感覚みたいだ。彼は能力を持っているというだけではなくて、周りに能力者がいれば自分の能力が強くなることに気づく。そして彼は大地を操れる。「今日は何してたの?」 「地震を起こして、警察署をぶっ壊してきたよ!」って。

彼とはかかわらないほうがいいですね…

そう、サミュエルをイラっとさせたらダメなんだ。
俳優ならいつも大きな夢を見たいし、想像力をたくましくさせておきたいだろ?
でもヒーローズではその必要がない。脚本に書いてあることで充分だからさ。

息子さんがヒーローごっこをして遊ぶようになったり?

彼はドラマを見てるけど、本気で自分に能力があると思って遊んでるようには見えないね。セットに連れて行って、俳優に会わせたときの彼を見るのは楽しいよ。
でもいつもうまくいくとは限らない。
彼が2、3歳くらいのときにWiggles(ザ・ウィグルス)*のコンサートのバックステージに連れて行ったんだ。彼らは子供向けのオーストラリアのでかいミュージカルグループで、そこにはフェザーソード船長役で、俺がプリズンブレイクで共演していたドミニク・パーセルと同じ演劇学校に通っていた人がいる。でも彼と会ったのが衣装じゃなくて私服だったから、ベンはすごく動揺して泣きじゃくってたよ!

人々があなたに気づくのは、プリズンブレイクですか?それともヒーローズ?

ここ何ヶ月おかしなことがあって、「ドラマ好きですよ」とか「いい仕事ぶりですね」とか言ってくれるんだけど、みんなプリズンブレイクについて話してると思ってた。でも彼らが言ってくれていたのは、ヒーローズが好きだってことなんだ。どっちの話をしてるのか、気にしなくていいのはありがたいよ。

ここしばらくは仕事をされていますが…

ああ、それ以前の俺はあまり知られてないね。今彼らが俺のこれまでにやった他の作品を見たら、「あ、この人T-bagをやってた人だ」とか「この人サミュエルだ」って言うだろう。
まぁ、20年の [俳優活動の] 間には楽なこともあったし、そうでないこともあった。
俺は、演技したい!いい役をやりたい!ってジタバタ泣きわめいてさ。
それがずっと続いていくんだろうけどね。



*
「元々からたくさんの問題があった上に嵐がやってきて、全員がぬかるみに足を取られるんだ。」の部分
原文では “There were so many elements going on with Mother Nature as well as we had these monsoon rainstorms and everyone was slogging around in the mud.” です
ちょっと分かりにくいのですが、
「ヒーローズの他の登場人物が個々の問題と闘っている上に、さらに嵐(サミュエル)がやってきて、彼の術中にハマっていくんだ…」
ということだと思うのですが、いかがでしょう?
前後の話の内容から考えて、文字通りの自然の話をしてるようには思えないので、
こういう訳です
間違ってたら教えてやって下さいまし(・∀・)ノ

*
  ザ・ウィグルスについては→ ザ・ウィグルス (Wikipedia)
実はスゴ腕メンバーたちのお子様向けバンドだそうです
日本でも人気があるみたいですよ



ヒーローズの仕事を終えて、クタクタになったということですが
プリズンブレイクが終了したときのインタビューでも、
“exhausting” という言葉が出てきます
疲れ果てるとか、ぐったりするとかの意味ですが、
長いこと演じてた役を終えると、どっとくる人なので心配ですね(・ε・)

愛息子の話をするネッパーさんに(*´Д`)ハァハァです
いい父ちゃん…
よく撮影現場に息子さんを連れて来られてるみたいで、プリズンブレイクでもそんな話がありましたね。
まさか将来、父親と同じ俳優を目指すとか??

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